院長挨拶
村井 純子Junko Murai
藤沢金沢内科クリニックの院長として、藤沢南口の地で診療を始めて10年余りになりました。
当院では、糖尿病、高血圧、高コレステロール血症、甲状腺、睡眠時無呼吸症候群の治療に多くの患者さまが来院されていますが、風邪などの急性疾患や、狭心症、不整脈、漢方、内科一般も幅広く診療しています。この10年間で近隣のクリニックや総合病院の得意分野を知り、近隣と連携をしながら適切な検査、治療がスムーズに行えるようになりました。
藤沢の患者さまは病気に対して勉強熱心で、クリニックの待合室でお昼休みに開催している糖尿病や甲状腺、睡眠時無呼吸、不整脈などの講座、栄養士の食事指導の講座、検査技師の検査についての講座などに積極的に参加されています。この公開講座はかかりつけでない方も自由に参加できますので、お友達を誘って参加される方もいます。患者さまのためのみならず、講師となるスタッフも、あらためて勉強し直す良い機会になっています。当院は受付や看護師、技師、栄養士などすべてのスタッフが勉強熱心で意識が高いことが自慢です。
治療について
糖尿病は、早期には自覚症状がないのですが、高血糖状態が長く続くと動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。早期から血糖値をコントロールすることによって、将来的な動脈硬化による合併症を減らすことができます。糖尿病治療薬は患者さま個々の生活スタイルにあわせて個別に処方を行っています。外来でのインスリン自己注射の導入も可能ですし、週に1回だけ注射すればよいGLP-1製剤をお勧めする場合もあります。
また、睡眠時無呼吸症候群は当初昼間の眠気による居眠り運転が問題になっていましたが、夜間にたびたび呼吸が止まり、睡眠が分断し、低酸素状態にさらされていることで眠気のみの問題ではなく、高血圧、不整脈、糖尿病、うつ病などの慢性疾患の原因になることがわかっています。昼間の眠気がなくても睡眠時無呼吸症候群の場合がありますので、自宅でできる簡易検査をお勧めしています。重症の睡眠時無呼吸症候群の患者さまは、精密検査を受けた後、持続陽圧呼吸器による治療を始めると快適な睡眠とさわやかな目覚めを手に入れることができます。面倒と思っていた治療器が手放せないものになっているとおっしゃる方が多いです。
安心して治療を受けていただくために
当院が心がけているのはアットホームなクリニックであることです。医者もスタッフも、患者さまが安心して何でも相談できる雰囲気を作っています。不安な症状がある場合は、当日予約でも、最も待ち時間が少ない時間帯をご案内することができますので、気軽にご連絡ください。
略 歴
東京女子医科大学医学部 卒業
東京女子医科大学循環器内科 臨床研修医
東京女子医科大学循環器内科学医療博士研修生
国立横浜病院循環器科派遣
東京女子医科大学循環器内科 助手待遇(国立横浜病院派遣)
東京女子医科大学循環器内科 帰局
医療法人南浜会鈴木病院循環器科 就職
藤沢市保健医療センター非常勤職員 兼任
医療法人グループプラクティス研究会御所見病院非常勤医師 兼任
現 在
藤沢金沢内科クリニック 院長
資格・所属学会
医学博士
日本内科学会 総合内科専門医
日本糖尿病学会
日本甲状腺学会
日本睡眠学会
日本循環器科学会 循環器専門医
介護福祉専門員 ケアーマネージャー
下田 圭一顧問
日本内科学会 認定内科医
日本糖尿病学会 糖尿病専門医
日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医・指導医
日本医師会 認定産業医
あたみ駅前内科医院 院長